書籍 エジプト人シヌヘミカ・ヴァルタリ著 セルボ貴子訳 菊川匡監修

 書籍 
【4月20日発売】エジプト人シヌヘ 上下巻
 内容紹介 
上巻
フィンランド人作家が描く、古代エジプトを舞台にした長編歴史冒険小説。古代エジプト文明の栄華を誇る新王朝時代末期に生を受けた主人公、シヌヘ。頭蓋切開医師となって、死者の家、シリア、バビロン、ヒッタイト、クレタ島への壮大な旅が始まる。ファラオ・アクエンアテン、ホルエムヘブ、神官アイ、ツタンカーメンなど、史実に基づく登場人物が生き生きと描かれ、さまざまな人々との出会いと別れを通して、現代社会にも通じる人間の変わらない本質を問いかける。
 
下巻
頭蓋切開医師シヌヘは各地を旅し、ようやくエジプトへの帰還を果たしたが……。今から約3400年前に起こった、宗教改革、戦争、疫病、権力争いのなかで、主人公に待ち受ける運命の糸が複雑に絡みあい、激動の時代を迎える。壮大な歴史の波に翻弄されるシヌヘが見つめた真実とは。繰り返し読むたびに新しい発見がある、今の時代にこそ読みたいエジプト人シヌヘの一代記、いよいよクライマックス。
 著者プロフィール 
ミカ・ヴァルタリ
Mika Waltari

1908年 - 1979年。ヘルシンキ出身。フィンランドを代表する作家の一人。18歳でデビュー作を上梓。1920年代は欧州を範とした文学運動に加わり、珠玉の長編歴史小説をはじめ、短編、戯曲、エッセイ、旅行記や童話と多くの作品を残した。本書『エジプト人シヌヘ』は古代エジプトや諸外国を舞台とし、冒険、愛、権力、戦争が描かれた壮大な物語で、世界的なベストセラーとなり、ハリウッド映画化につながった代表作である。

 訳者プロフィール 
セルボ貴子
Servo Takako

広島県出身。2001年からフィンランド在住。通訳•翻訳等提供するWa Connectionを夫と経営。本とコーヒーとチョコレートがあれば幸せ。訳書に『世界からコーヒーがなくなるまえに』(青土社)、『寄生生物の果てしなき進化』(草思社)、『ムーミンの生みの親、トーベ・ヤンソン』(河出書房新社)他、共著あり。北欧語書籍翻訳者の会所属。

 監修者プロフィール 
菊川匡
Kikugawa Tadashi

古代エジプト美術館ファウンダー。1965年生。2009年ドイツ・ベルリン自由大学のシリア調査隊に参加する。同年に日本初の古代エジプト専門美術館である古代エジプト美術館を渋谷に設立し、初代館長に就任する。2014年古代エジプトガラスの先端的化学的分析で博士号を取得。2016年よりエジプトの発掘調査隊に参加し、2022年よりメイドゥム・ピラミッド遺跡における発掘調査隊の隊長を務めている。

 書誌情報 

著者:ミカ・ヴァルタリ 訳者:セルボ貴子 監修:菊川匡|四六版|定価 2,500円(税抜)|ISBN978-4-910731-01-8